免疫力の正体とは?

免疫が注目される昨今、免疫力が上がる料理や運動・商品など様々な紹介がされてますが、そもそも免疫力とは何なのでしょうか?

その根本が分かれば、免疫力を上げると言われる行動や商品も、納得して選べるはず。ここでは、今注目の免疫力の正体を紹介していきます。

免疫力とは腸の力?

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実は免疫は腸で作られ、私達のカラダ全体の免疫約70%は腸に集まっていると言われています。

それだけでなく、腸には免疫の訓練場があって、免疫は腸で鍛えられて強くなり、血液にのって私達のカラダの隅々まで届けられケガや病気から私達のカラダを守ってくれているそうです。

つまり、腸で免疫細胞は作られて、腸で鍛えられ、腸に集まっているのですね。

免疫力とは腸力そのものということです!

「栄養吸収してウンチをつくる場所」と思っていた腸が、こんな重要な働きをしていたなんて驚きですね!

昔から人は腸の力を知っていた?

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昔から「手当て」という言葉があるように、おなかが痛い時などに患部に手を当ててじっとしているうちに、症状が治(おさ)まってしまうことがあります。

また、かぜをひいた時、消化の良いものを食べ、暖かくして寝ていると、治ることがあります。これらは人間が持つ自然治癒力(=免疫力)のおかげですが、いずれも腸の働きを助ける行動をして治していると考えられます。

実はこれは自然界でも同じこと。動物は大けがをすると、しばらくご飯を食べずにじっとして休みます。これは腸が、「消化」ではなく「免疫力を上げること」に集中して働けるようにしていると言われています。

お通じが良いと何となく気分も体調も良い気がしますね。逆に体調を崩したり、ストレスがかかったりすると、下痢になったり便秘になったりしますが、それは腸が一生懸命働いたり、働きが悪くなったりしていると考えられます。

腸を大事にして、薬いらずの健康で生き生きとした生活を手に入れましょう!

 

さらに詳しく免疫システムのことや腸と関わりを知りたい方は、研究結果を元に紹介しているこちらの記事も参考にどうぞ。

 

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